2014年07月11日

3.エアコン洗浄


 不動産屋の言い分

 前の入居者が使っていたエアコンのままだと、ちょっと気分が良くないですよね〜?

 自分でエアコン掃除をするとなると、カーペットに洗浄液が垂れたりして、すごく大変なんですよ〜^^



 そもそも・・・?
 賃貸物件にもともと据え付けのエアコンのメンテナンスはどちらの義務?

 エアコンが常設されていることが、契約の決め手となるケースもあると思います。

 しかし、そのエアコンのメンテナンスは誰がするのか?

 入居者なのか大家さんなのかを、ハッキリさせておかないと故障時などにトラブルになる可能性があります。


  ●エアコンフィルターの定期的な清掃 は、入居者の義務
   善管注意義務 という入居者の義務があります。
   (常識の範囲内で、設備を定期的に清掃したり、手入れをして、きちんとした
   状態を保つ義務のこと)

  ●最初からエアコンが壊れていて使えないとき は、大家さんの修繕義務
   エアコン常設となっている契約なのに、壊れていて使えないときは大家さん
  修繕義務があります。

  ●入居中のエアコンメンテナンスについて は、契約内容によります。
   ↑ ここをハッキリさせるために交渉が必要となってきます。


  エアコンがある場合、必ず 「付帯設備」 か 「残置品」 か確認しておくこと!

  ・付帯設備の場合
    エアコンの故障は、その部屋に住むことはできても、エアコンがあることに
   よる快適性が損なわれますので、大家さんが修理を負担する義務を負います。

  ・残置品の場合
    前の入居者が自費でエアコンを取り付け、退去時に残していったのが残置品。
    入居者はそれを使用することはできます。
    しかし、故障した場合は大家さんが修理義務を負うべきものではありません。
    修理をする場合は、入居者の負担となります。

  ※上記は一般的な解釈ですので、賃貸契約書や特約に記載があれば、その記載内容
 が優先されます。


 賃貸物件は、現時点でお部屋の状況がこの状態だから、家賃はいくら、ということで募集していますので、契約前の内見の際などに、エアコン内部の埃はどうか、カビ臭くないか、などを しっかりチェックしてください。

 エアコンの多少の埃や 見栄えが悪い、年式が古くて経済的ではない等の理由により、大家さんに、調整や交換を求めることは、現実的ではないとの判例もあるようですので、それを踏まえた上で交渉していきましょう。

 そして、今度はこちらが「契約の自由」の原則(基本的人権を侵すとか、社会的に許されない範疇でなければ、お互いが合意すれば何ら問題はない)に基づいて、賃貸契約上の条件として『入居中のエアコンのメンテナンスは大家さん負担と明記してくれるのであれば、安心ですので、こちらの不動産屋さんで契約したいです』などと交渉してみましょう。

 大家さんが「空室にしておくよりよい」と判断すれば注文に応じるでしょうし、その必要無しと思えば断るか、代わりに家賃の値上げなどを提案してくると思います。

 大家さんが、どういう反応に出るかは未知ですが、その程度の要求で契約をしないという大家さんでは、入居中や退去時もちょっと不安かもしれませんね…。

 つまりエアコン洗浄に関しては初期費用だけの話ではなく、入居中のメンテナンス義務をどちらが負うのかまでをハッキリさせておかないと、後々トラブルになってしまう可能性があるということです。




結論 (下記 @ A B から選んで下さい)

  •   @大家さん が出している賃貸契約上の条件 の場合
      大家さんが、入居条件にしている可能性もあり、「契約の自由」の原則(基本的人権を侵すとか、社会的に許されない範疇でなければ、お互いが合意すれば何ら問題はない)に基づいて、「エアコン洗浄費」を含めての契約なので、嫌なら契約しなければいい、という場合。

  •   A不動産屋 で仲介を受けるためには必須の、入居者-不動産屋 間での仲介契約上の条件 の場合

  •   B不動産屋 の単なる有料オプションサービス の場合


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posted by chintai-syokihiyou at 16:00 | 3.エアコン洗浄 | 更新情報をチェックする
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